3.11東日本大震災から5年が経ちました。
5年前はまだ札幌にいて
14時46分は丁度仕事中でした。
耐震性の高いデパートで働いていたので、
揺れたのはほんの少し。
その後、従業員休憩室にある大きなテレビにみんな集まっていて
その時にことの重大さを知りました。
テレビに映る映像も、文字も全然信じられなくて、、、
たくさんの人が亡くなり、たくさんの人の行方が分からなくなっていました。
翌日も普通に仕事でした。
スーパーにはある一定の商品がないことはありましたが、不自由なほどではなく。
普通に生活ができていました。
翌月に上京することを止められましたが、予定を変更することなく東京に引っ越しをしました。
東京に来たばかりのころは、余震も多く、節電で街は暗く、スーパーやコンビニは十分に商品が揃っていませんでした。
東京で出会う人は3.11の日の事をよく語ってくれました。
その日ちょっと揺れただけの私は何だか居た堪れなくて、ニュースや記事を読みなおしたり、募金箱を見たらとにかく募金をしました。
それから5年経って、1日が終わりました。
14時46分は渋谷にいて、相変わらず賑やかだったので、
少し道からそれた所で黙祷しました。
亡くなられた方、今も行方が分からない方、被災された方のことをただただ祈りました。
目を開いて、思いました。
今生きている事のありがたさ。
生きている事に何かしらの意味があり、またその意味を生み出したいと切磋琢磨していて
だけどいつ、どうなるか分からない。
だからこそ、何気ない一瞬一瞬をちゃんと感じて生きていきたい
感じられるという事は「生きている」から
それができる私たちはみんな素晴らしい存在。
精一杯生きよう。
そう思えた一日でした。